2014年3月1日土曜日

50代のサラリーマンに自殺が多い理由

【大前研一さんの言葉】

50代のサラリーマンに自殺が多いというが、自殺をする人というのは、がんばっている人である。そういう人には、まず、肩の力を抜けよ、と言いたい。

今の50代は、よほど特別なトラブルでも抱えていない限り、変な欲さえ持たなければ、そこそこ暮らしていける幸せな世代だ。普通にしていたら、自殺しなきゃいけないような原因そのものを抱えないですむはずなのだ。

それなのに自殺したくなる人というのは、やっぱり欲深い人である場合が多い。身の丈に余る借金をしてしまうのも、ノイローゼになるほど悩んでしまうのも、欲が深いからである。

上司がにできるヤツと評価されたい、みんながあっと驚くような企画を出したい・・・、というような欲を持つ人というのは、自分を買いかぶっている証拠だ。こういうのを一切やめて、「オレにそんなことできるわけがない」と開き直ったら、人生どんなに楽になることか。
【大前研一】50代からの選択【書評・レビュー】

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