大前研一氏の著書「企業参謀」と「続・企業参謀」さらには「マッキンゼー・現代の経営戦略」を非常にわかりやすくまとめた本。原本は長くて難しいため、誰にでもわかりやすくする方法はないかと考えた末生まれた一冊です。
ビジネスの根本的な考え方に始まり、これからのサラリーマンや企業が生き残るために必要な考え方・マインド・スキルなどが散りばめられています。
ビジネスは常にお客様発想で
倒産する企業のほとんどは、これができてないことが原因なんですよね。お客様にサービスを提供してお金をもらっているわけなんで、結局はお客様の気持ちがわからなければ、経営というのは続きません。
日本人が成功するために
今、不景気が日本人のほとんどが内向き思考です。だからこそチャンスなんです。だからこそ、前向き思考になった人から成功するんです。すべての人に成功しろとは言いませんが、せめて幸せになってほしいと思います。
まとめ
ツールやロジックが書いてあるのにも関わらず、「ツールに頼りすぎるな!」とはっきり書かれているところが、大前さんらしいなと思います。要するに「自分の頭で考える思考回路を身につける」ための基礎の基礎の考え方を身に付ける教科書と言ったところですね。- ビジネスはお客様発想であれ。
- 評論家とコンサルタントの大きな違い
- ビジネスの法則や、ツールは最も危険なもの
- 日本を蝕む偏差値教育
- 日本の学生起業家が生き残るたった一つの方法
- アメリカと日本のビジネスパーソンの違い
- 原価を下げ販売個数を上げるだけで、利益は32%も増える
- 新規事業7つの代替案
- ビジネスで勝ち残るためのKFSとは?
- 日本人が成功するために必要なたった1つの心がけ
続編の企業参謀ノート実践編はまだ発売されていないようです。
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