僕は「やらなければならないのにやる気が出ない」時は掃除をします。
身の回りの必要の無い物を捨て、必要な物を整理整頓する。
そもそもやる気が出ないというのは「やりたい」という思いと「やりたいくない」という思いの争いです。だから対処法は2つしかなくて、「やりたい」という思いを伸ばすか「やりたくない」という思いを抑えるかのどちらかなんですね。そこで、「やりたくない」という思いを抑えるために、掃除をするというわけです。
ではなぜ掃除をすることが「やりたくない」という思いを抑えることに繋がるのかというと、僕は掃除=ユーザーインタフェースデザインだと思っています
これはスティーブ・ジョブズから大きな影響を受けていると思います。
そもそもユーザーインタフェースとは何なのか。
ユーザーインタフェースとは
ユーザに対する情報の表示様式や、ユーザのデータ入力方式を規定する、コンピュータシステムの「操作感」。
つまり、ユーザーインタフェースデザインとは、使いやすさの追求だと思っていただいて間違いないです。
僕は、掃除をすることによって、身の回りの仕事道具(パソコンやメモなど) を使いやすくしています。
そして先ほどあげたスティーブ・ジョブズの影響というのは一体どういうことか。ここではiPhoneを例に上げたいと思います。
iPhoneの素晴らしいところは?
iPhoneの素晴らしいところは?と聞かれたらなんと答えますか?
タッチ機能を搭載したこと?アプリという概念を投入したこと?音楽がパソコンと同期できるところ?
もちろんそれらは素晴らしいと思います。今までに無かった革命です。
しかし、私が本当に注目するべきは、機能を最小限に抑えたところだと思います。
つまり、必要の無い機能は除外し、必要な機能のみを残したことによってiPhoneは使いやすかったのです。
例えば、おサイフケータイ機能。どこのメーカーの携帯にも搭載されているのが当然でした。しかし、海外は存じ上げないが日本においておサイフ機能を使っている人はほとんどいませんでした。
さらに、指紋認証機能だ。技術的には凄いものであるがiPhoneには搭載されれていませんでした。ジョブズは「今は必要ない」と判断したんだと思います。(後にiPhone5Sによって搭載される)
他にも折りたたみ機能、通知ランプ機能、そもそもボタンすら取り除いてしまいましたね。
不必要な機能の除外は、ユーザーインタフェースの向上に繋がるだけでなく、利益率の向上や、経営の集中化にも繋がる。そういう意味でもジョブズは経営の天才だったわけです。
そういうわけで私はスティーブ・ジョブズに影響を受け、不要な物を除外することによって、目の前のことへ集中することができるということを学んだため、やる気が出ない時は身の回りの掃除をすることを推奨しているわけです。
スティーブ・ジョブズⅠ【書評・レビュー】
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