2013年12月24日火曜日

現代の教育で本当に必要なもの

今の日本の教育というのは、工業製品を大量生産させるために特化した人材をつくるための教育です。しかし、現代において大量生産させるだけの仕事は人件費の安い海外へと流れていってしまいました。そして国内の職業はほとんどがサービス業なんです。

しかし、現在の日本の教育というのは数十年前からほとんど変わっていません

日本のテストというのは本当に危険だと思います。テストは最高で100点。しかし、世の中に答えがない現代において、仕事に満点なんて存在しませんよね。仕事というのはいかにうまくやるかを考え、それを達成した人が役に立つ人材です。。もし、学校で「これをやれば100点です」と教えられて、失敗すれば減点される。こんな教育をやっている国で、応用する術を考えたり、100点以上を取ったり、リスク(減点)を恐れずチャレンジする人材というのは生まれにくいと思います。

教育の目的は2つ


1つは、プロフェッショナルを育てる教育。
もう1つは、雇用を守る教育。です。

1つ目はスティーブ・ジョブズのような天才を生み出す教育である。彼のような天才を生み出すには本人に本人の好きなことをさせる必要があります。本人に好きなことをさせて特化させます。その特化した能力で社会貢献してもらいます。今の日本の教育でそれが達成できるだろうか?私はゆとり教育には大賛成です。今、日本の選手がオリンピックで活躍できているのはゆとり教育の影響もあると思っています。

2つ目は雇用を守る教育です。いくらプロフェッショナルを育てようと、必ず落ちこぼれが出てくるでしょう。そんな彼らを支えるために雇用を守る教育は必要です。雇用を守ることは治安の低下や人々の健康や安全に繋がります。では雇用を守る教育とは何でしょうか。それは基礎的なコミュニケーション能力とIT、そして英語です。まず、基礎的なコミュニケーション能力さえあれば、コンビニなどの一般的な仕事にはありつける。そしてIT教育は今後も雇用の分野として伸びていく分野です。

ITは雇用を潰すけどその分豊かになる


「IT化は雇用を潰すからダメ」という人がいるが、それは大きな間違いです。確かに雇用が失われるがそれぶん物を作る時に発生する人件費は抑えられるので、物価は安くなります。つまり働く時間が少なくても快適に暮らせる世の中へと変わるわけです。体力的にも精神的にも絶対的時間も節約できます。そういう状態を世の中が豊かというのです。働く=1日8時間以上、週5日以上という固定観念からくるものだと思います。


世の中の全てがIT化されて世界を想像してみてください。事実アメリカの農業なんかはヘリコプターで農薬を巻いて運営されています。もし、人々が働かなくても食べていける世界になったら・・・。世の中には娯楽をつくる仕事しか残らない。例えば最近で抽象的なのはスマホゲームです。言ってみればあれもITです。


つまりITでクリエイティブな仕事が今求められているわけです。日本の教育のように、元から正解があって100点から減点するようなテストにはほとんど価値がないと言っても過言ではありません。

一生を安心して稼げる人材になるために避けるべき3つの仕事

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