2014年1月6日月曜日

大前研一流!英語スピーチ能力を鍛える4つの勉強法

【大前研一さんの言葉】  
英語を独習するにあたって、よく市販のテキストを用いて和文を用いて和文英訳の訓練をする人がいるが、基礎力の向上は望めても、ビジネス英語を習得する上での効果は薄い。なぜなら、自分が考えたこと、表現したいこととはかけ離れた事柄を英語で表現する訓練をしても、記憶に残りにくいからだ。
そこで、私自身が実践してきたトレーニング方法を実践的に紹介しよう。

1. 自分の目に見えたもの、自分の頭に浮かんだことを、片っ端から英語にしてみる 
電車に乗っているときも、歩いているときも、自分の目に見えたもの、自分の頭に浮かんだことを片っ端から英語で表現するという訓練をした。英語にできなかった言葉やフレーズは、必ず先生に訊くか、辞書で調べるようにしていた。和文英訳と違い、自分の興味・欲求から表現や語彙を習得していくので、非常に効果的である。

2. 英文メディアの記事を毎週最低1本、目を通し、表現を蓄積する。 
いずれも、図書館などで読めば経済的負担もない。毎週1本、自分が興味を持てる記事を読み、これはという表現を自分のノートや頭の中に蓄積していけば、1年で相当な財産になる。

3. 一流の経営者のスピーチから一流の英語表現を盗め。 
一流の経営者は、まず例外なくスピーチも文章も上手い。マッキンゼーのロン・ダニエル元社長がそうだ。起承転結があり論旨が明快で、聞く者、読む者を引き込むエピソードも豊富だ。株式時価総額が世界トップクラスのIT企業シスコシステムズのジョン・チェンバース社長兼CEO(最高経営責任者)のスピーチも素晴らしい。GE(ゼネラル・エレクトリック)のジャック・ウェルチ前会長兼CEOのスピーチや文章もよき手本となるだろう。最初はほとんど聞き取れなくても、同じビデオを5回、10回と視聴するうちに、次第に内容が理解できるようになる。

4. 海外のインターネット・サイトにアクセスし、英文で質問メールを送信する 
企業サイトには必ずといっていいほど、閲覧者からの質問メールで受け付けるコーナーがある。質問や、資料を請求してみよう。肝心なのは、相手を理解、納得させる作業に慣れることだ。



やはり一番大事なのは4. の”アウトプット” ですね。

アウトプットする時に始めて「ここの発音分からないな」とか気付かされることって多いですよね。

英語学習に年齢は関係ない!?正しい英語の勉強法



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