【大前研一さんの言葉】
私はつねづね、”T型人間”を目指せといってきた。これは、幅広い知識や経験を持つ(Tの横棒の部分)ゼネラリストであると同時に、何か1つ専門性を持っている(Tの縦棒の部分)人間のことを指す、私の造語だ。
さらにいえば、ゼネラリストでありながら、専門分野を2つ持っている”π型人間”が望ましい。
専門の生むの差は大きい。マッキンゼー・アンド・カンパニーからIBMに移り、その再建を成功させたルー・ガースナー前会長兼CEOがいい例だ。彼はゼネラリストである一方、マッキンゼー時代から財務に関してトップクラスの専門家だった。「T型人間」は物事を広く見られると同時に、1つの基準に照らして深く理解することもできる。だからこそ、再建という難行を成し遂げられた。
彼自身も、原子力の科学者だったからこそ、その経験がそのまま経営に活かせたというわけですね。。
すぐれた経営者の法則
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