スティーブジョブズのデザイン的センスはアイクラーホームズという住宅に影響を受けています。アイクラーホームズはおしゃれなデザインなのにも関わらず低所得者をターゲットとした住宅です。
【スティーブ・ジョブズの言葉】
アイクラーはすごい。彼の家はおしゃれで安く、よくできている。こぎれいなデザインとシンプルなセンスを低所得の人々にもたらした。優れた機能があれこれと用意されていたのもいい。床暖房とか、ね。そこにカーペットを敷くと、ほかほかと暖かく、子どもにとって最高の床になるんだ。
すばらしいデザインとシンプルな機能を効果ではない製品で実現できたらいいなと思ってきた。それこそ、アップルがスタートしたときのビジョンだ。それこそ、初代マックで実現しようとしたことだ。それこそ、iPodで実現したことなんだ。つまり、最初のマッキントッシュでは、 「すばらしいデザインとシンプルな機能を効果ではない製品」は実現できなかったということですね。というのは、Wikipediaによると初代Macは、当時の日本円で約59万円という高値がついていました。アップルが一般大衆向けに普及させることができた最初の商品がiPodというわけです。
アイクラーホームは、水平の屋根、開放的な空間、室内と外部空間の連続する平屋、床から天井までいっぱいのガラスが特徴的です。
しかしふたりのスティーブとアイクラーについて伝えられた新しい事実によると
ウォルター・アイザクソンによるジョブズの伝記に、『アイクラーホーム』で子供時代をすごしたおかげでモダンとシンプルというものについての審美眼を培われたとジョブズ自身が語っている。しかし、Eichler Networkの最近の調査によると、じつはジョブズが子供時代を過ごした家はアイクラー風ではあるが他の業者のつくったミッド・センチュリー・スタイルであることが判明したと表記されている。つまりは、スティーブジョブズが住んでいたのは、本物のアイクラーホームズではなく、”アイクラーホームズもどき”だったのです。
まあ、その”アイクラーホームズもどき”もアイクラーホームズに影響を与えていることは間違いないのだから、アイクラーホームズがスティーブジョブズに与えた影響は大きいと言えますね(笑)
スティーブ・ジョブズⅠ【書評・レビュー】
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