2014年2月9日日曜日

常識を疑う力

【クリストファー・カレルの言葉】

多くの男性は、朝起きる、朝食を食べる、仕事に行く、毎日の業務を行う、昼食を食べる、仕事に戻る、家に帰る、夕食を食べる、寝るというような日課を日々こなしています。決められた服を着て、決められた行動を職場でとります。決められた考え方をするように教育され、ある一定の活動のみ社会で認められ、それ以外は受け入れられないものなのだと教え込まれます。

女性の場合も似たような規則が課せられます。例えば、毎日すべての食事を決められた時間につくり、家事を行い、買い物に行き、日々子供の世話をすることなどが挙げられます。決められた服を着て、公の場で求められる言動をします。決められた考え方をするように教育され、ある一定の活動のみ社会で認められ、それ以外は受け入れられないものだと教え込まれます。

子供たちは常に、大人から格下に扱われるか、「可愛い」対象として扱われます。毎日学校に行くことが習慣として求められ、すべての予定が組まれています。その中で子供たち自身の意見を反映したものは、ほぼ皆無です。そして、決められた言動をする、決められた服を着るといった、限りなく厳しい教育を施されるのです。

社会においてふさわしいとされている概念として、結婚し子供を持つことが挙げられます。女性は家で家事を行い、子供たちの面倒を見る。男性は毎日仕事に行き家族を養う収入を得る、などです。だいたいおわかりいただけたかと思います。

従うことを期待され、繰り返されてきたこれら一連の習慣は、世代から世代へと受け継がれます。私達はそれを「世の中はこういうもの」と受け入れ、疑問にすら思わず坦々と従っています。

常識を疑う力=子供力

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