2014年2月4日火曜日

スティーブ・ジョブズの採用基準

アップルの採用はジョブズががっちり掌握していた。目標は、創造的で嫌になるほど頭がよく、反抗心のスパイスがきいた人間を集めることだ。

--中略--

ジョブズは例によってとっぴな質問を投げ、不測の事態にどこまで対応できるか、ユーモアの余裕を持って押し返せるかを見た。ある日、面接をしたソフトウェアマネジャー候補は、どうにもまじめすぎて金魚鉢の魔法使いたちを統率できるとは思えなかった。

ジョブズは容赦なくいじりはじめた。

「はじめてシタのはいくつのときだった?君は童貞かい?LSD(薬物)は何回くらい使ったことがある?」

かわいそうな男は、「私には合わないところのようです」と去っていった。
スティーブ・ジョブズⅠ【書評・レビュー】

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