2014年2月2日日曜日

【堀江貴文・田原総一朗】ホリエモンの最後の言葉【書評・レビュー】

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堀江貴文さんが、収監される前に言い残したいことを言いまくった著書。田原総一朗さんとの対談という形で進められています。ライブドア事件で捕まっていなかったら、やりたかったこと、またやっていたであろうことについても語られています。

世界企業へと名乗りを上げることができたはずなのに、堀江さんが捕まったことは非常に残念で日本にとって損失であり、もったいないと言わざるをえません。戦後の名経営者、松下幸之助氏や、本田宗一郎氏に肩を並べられる存在だったでしょう。それ以降世界へ羽ばたく企業というのは一向に出てきていないのが現状ではあります。

日本から突出した人材が出てこない理由

さて、日本から突出した人材が出てこない理由ですが、日本の文化や教育にあるように思います。最近の突出した人材といえば、アップルを作ったスティーブ・ジョブズ。マイクロソフトを作ったビル・ゲイツ。グーグルを作ったセルゲイ・ブリンあたりだが、全員アメリカからです。

おそらく1つは、こういう突出した人間を潰さない文化にあります。日本には『出る杭は打たれる』という言葉があるように、突出した人間を徹底的に潰す文化があります。堀江さんは検察によって差し押さえられましたね。

つまり、どこの国にも突出した人間はいるんだけど、その才能がどこまでのびのびと発揮できるかによるものだと思うんです。例えば、日本には飛び級制度がない。どれだけ才能があっても、大学に行くことはできないため、それ以上は突出しない。でもアメリカなら、若い時から好きなことができるので、そのスピードも制度も群を抜いています。

アップル創業者のジョブズやグーグル創業者のセルゲイ・ブリンは日本では生きていけない

ジョブズやセルゲイ・ブリンは日本では生きていけません。どちらもスーツを着ませんし、日本の社会では潰されるような人物でしょう。そういう人は学校には行きたくなくなる。きっとそういう文化が日本の自殺者を増やす原因でもあると思います。

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