【大前研一さんの言葉】
買収のやり方も、新大陸企業は、旧大陸企業のようにデューデリジェンス(資産評価手続き)や買った時のリスクなどの数字ばかりを重視することはない。では、どうするのか?
シスコシステムズのジョン・チェンバース社長兼CEOは、朝食ミーティングで経営者同士が話をして気が合えばそれでOKだ、といっている。これを英語では「ケミストリー(化学反応)が合う」という。「我々の化学成分は同じだ。一緒にやりましょう」となる。つまり、数字ではなく「相性」を重視する。なぜなら、買収で一番まずいのは”抗体反応”だからだ。これは数字による事業戦略ではなく、コンセプトによるコミュニケーションである。【大前研一】サラリーマン再起動マニュアル【書評・レビュー】
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