2014年1月28日火曜日

サムスンに学ぶ!グローバル人材育成法!

【大前研一さんの言葉】

サムスングループは毎年、売上高10兆円余の1%近くに当たる1000億円を人材育成に費やしています。金額もさることながら、その内容に驚かされます。まず、アジアや中東、ロシアやブラジルなどに、「とりあえず現地で暮らしなさい」と若手社員を送り込みます。派遣されるのは毎年数百人、期間は1年間です。

その間、若手社員は何をするかというと、給料は支払われますが実質的な仕事はせず、現地での人脈づくりや語学力の工場、歴史・文化・風習の勉強に励みます。少なくとも送り込まれた若手社員は1年間の経験で精神的に鍛えられ、将来のリーダー候補に育っていくのです。

翻って日本では、GEのように、リーダーシップ教育や人材育成に膨大な時間や費用をかける企業をみたことがありません。大手企業であっても、人材育成にかける費用は売上高のせいぜい0.1%ぐらいでしょうか。
【大前研一×柳井正】この国を出よ【書評・レビュー】

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