【大前研一さんの言葉】
よく聞く、よく質問する力は、すぐれた経営者の特徴でもあるのです。
松下幸之助さんにしても、オムロンの創業者立石一真さんにしても、「先生、これ、どう思いますか」と気軽に聞いてきたものでした。
日本では知識人というと,アプリオリに何かを知っていて、自分からは質問しない人間だと思われています。それが「できる人間」だという見解があるようです。だから偉い人は周りに対して質問しない、訊かないのが当たり前になっています。
しかし世界でトップクラスの知識人と言われる人々は、いずれも知的好奇心に富み、積極的に質問してくる人たちです。アメリカでもイギリスでも、テレビ放送で対談番組などを見ると、互いに質問の応酬をやっています。本人たちもそれを楽しんでいます。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
【大前研一】質問する力【書評・レビュー】
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