2014年1月22日水曜日

日本のマスコミの怖さ

【上杉隆さんの言葉】
僕がいたニューヨーク・タイムズもそうだったけど、自分の会社が不正行為を働いたら、チームを組んでガンガン内部を取材するんですよ。 
たとえば、ジェイソン・ブレア事件※。あのときにも社長から編成局長からジェイソン・ブレア本人含めてニューヨーク・タイムズの特別チームの記者たちがインタビューしまくった。取材チームには社内の好きなところを全部見ていいという特権を与えて徹底定期に調査して、いきなり一面トップで「ニューヨーク・タイムズはなぜ間違えたか」とニューヨーク・タイムズに書くわけですよ。 
これがやっぱり海外のジャーナリズムの健全さ。日本で自分の会社の新聞批判してる記事は1回も見たことがない。私たちは正しい、常に正しい。神より正しい、みたいになっている。

※ジェイソン・ブレア事件
2003年、ニューヨーク・タイムズの常駐記者だったジェイソン・ブレアが、大量の記事をねつ造・盗用していたことが発覚し、辞職。152年のニューヨーク・タイムズの歴史のなかでも最悪の不祥事と言われた。

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