【大前研一さんの言葉】
日本人が論理的思考が苦手なのは、日本人のメンタリティーにも原因がある。論理的思考のベースには事実の積み重ねがあるが、そもそも「事実に対して忠実になれない」日本人が多いのだ。
「事実に対して忠実になれない」これは別の言い方をすれば、「現実を見れていない」ということですよね。例えば原発問題。【送料無料】放射線医が語る被ばくと発がんの真実 [ 中川恵一 ]によれば、”100ミリシーベルト以下という、科学的なデータによる裏付けもない領域についても、「危険」と強調しつづけ、ストレスを抱えて生活習慣が悪化すると、かえって発がんのリスクを高めかねない”と書かれています。つまり、100ミリシーベルトの環境にいることより、100ミリシーベルトは危険だと思うことの方が危険なのです。しかし、反原発はの人達は、「原発は危険だ」と叫び続ける。これは、現実を見れてはいないか、はたまた知らないかである。ただの感情論でしかない。
ちなみに、家を閉じこもったりして引き起こされる運動不足は、100ミリシーベルトの被ばく以上にがんのリスクを高めるそうです。要するに、”その程度の脅威”なのです。
これは、原発廃止を稼働させるべきか、廃止させるべきかとは全く別の話であり、事実や現実を見れているか見れていないかという話なのです。
他にも人々が見てみぬふりをしていると思われる現実をあげます。
- 世界的企業では、仕事中にスーツを来ない人が増えてきている。(しかしスーツを着るのが当たり前だと思っている。)
- 給料は成果報酬であるべき。(いつまでも年功序列でやっている)
- 生活が苦しい(でも、働かないし、節約しようとも思わない)
- 明日は仕事(嫌だ嫌だといつまでも言っている)
現実を見ろと言ったが、別に宗教を否定しているわけではありません。宗教に加入するのは大いに結構です。なぜなら、宗教に入っている人は寿命が長いという”事実”が存在するからです。
当たり前を当たり前にやることがどれだけ強いか
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