2014年1月24日金曜日

子供には何も教えてなくて良い。大前研一流の教育論とは?

【大前研一さんの言葉】 
親子論の前提として、ぜひ理解しておくべきことがある。親は子供より早く生まれたぶん、人生経験が豊富だ。だが、世の中が大きく変化し、それまで当たり前とされてきた前提自体が崩れている時代では、経験を持っていること自体がマイナスに働く。 
最近の親は子供に何を教えたらいいか、自信を失っているという。その理由は、親は何でも答えを言わなければならないと思い込んでいるからだ。わかったふりをして、わかったような答えを子供に教え、しかしその答えが現実とそぐわす、子供突っ込まれて自信を失っているのである。 
それよりも、自分自身を話し、感じている疑問を子供にぶつけてみよう。たとえば「お父さんの会社ではいい学校を出た人ほど、今は不幸そうな顔をしているぞ。なぜだろう」といった具合だ。その疑問は子供が持っている疑問と同じだ。疑問を共有することで親子の間で会話が成り立つし、「オヤジは学校の勉強がすべてだとは思っていないんだな」と思えば、子供の気持ちは楽になる。 
--中略-- 
学校の成績がいいと、そのときの花形産業しか目に入らないので、結果として人生の選択肢を狭めてしまう。だから、自分の子供が成績10番以内になったら喜んではいけない。逆に要注意だ。

教育って本当に何もしなくて良いと思うんですよね。それより大事なのは子供1人でやらせること。挑戦させることだと思います。例えばご飯だって、いつまでも食べさせていてはいけません、なるべく自分で食べさせる。服だって本人に選ばせましょう。

ところが、日本の教育は逆ですね、教えなくていいことを教えて、手伝わなくていいところを手伝う。過保護が故に、ろくな大人は育ちませんよ。

【大前研一】やりたいことは全部やれ!【書評・レビュー】

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