2014年1月25日土曜日

ちょっと待った!マイホームを購入することの本当の恐怖

【大前研一さんの言葉】

1991年から96年頃の間に家やマンションを買ってしまった人は、今頃さぞ悔しい思いをしているはずである。なにしろ自分が7000万円出して買ったのと同程度のマンションが、今では3000万円くらいで売りに出されているかだ。あるいは通勤時間が1時間半や2時間もかかるところにやっとマイホームを購入したと思ったら、今なら同じお金を出せばその半分も通勤時間がかからない場所で同程度の物件が買えてしまうのである。

しかも35年払いで借りたローンの月々の支払いは、ほとんどが利子に食われてしまい、まだ元本はほとんど返済できないことになっている。とくに93年から95年頃にローンを組んだ人は、もしあと5年待っていれば返済額は半分ですんだはずなのだ。
【大前研一】考える技術【書評・レビュー】

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