2014年1月22日水曜日

日本人は、また国が良くなるチャンスを逃すのか?家入一真さん東京都知事選に立候補。


起業家の家入一真さんが東京都知事選に立候補しました。彼自身が起業家ということもあり、僕は「また日本が良くなるチャンスが来たな」と思いました。

そもそも「なぜ起業家が政治家になる日本が良くなるのか」というと、経済的な豊かさは、国民の幸福度に大きく影響するからです。日本が今、これだけ豊かな国でいられるのは、HONDAの創設者、本田宗一郎氏や、SONYの創設者、盛田昭夫氏、井深大氏、またパナソニックの創設者である松下幸之助氏らなど数々の経営者が、世界的な商品やサービスを作り続けてきたからなのです。

だって皆さん会社からお金もらってるんでしょう?商品やサービスを作るためには、人を雇わなければいけません。そうして企業というのは数々の雇用を守ってきた上に、海外に商品やサービスを販売することで、日本にはたくさんのお金が流れこんできたわけです。

しかし、現状の日本はどうでしょう?海外には人件費の安い国がたくさんあるので、雇用は全て海外に流れていってしまいます。日本で起業した人さえも海外の人を雇うのが当たり前の時代になってしまってしまいました。

そもそも日本で起業家は増えているのでしょうか。今有名な企業と言えば、グーグルやアップル、またはフェイスブックなど全てアメリカの会社の名前ばかり上がります。

なぜ、日本では企業も工場も減っていくのでしょうか。1つは”コストがかかる”です。先程も申し上げました通り、日本は人件費の高い国です。日本に工場を設立するメリットはほとんどありません。さらに法人税も世界から見ても高いので、日本で起業するメリットは少ないのです。起業するなら世界の起業家が集まるアメリカのシリコンバレーの方が有利なわけです。ガンホーがフィンランドに本社移転を検討しているのも当然と言えますね。

「”また”日本が良くなるチャンスが来た」と言ったのは、私が知る限り1回目のチャンスが1995年の東京都知事選挙に立候補した大前研一氏である。彼は、日本の真実日本の論点日本復興計画などで、論じているように、日本を経済的に豊かな国にしようとしたのだ。しかし、青島幸男氏に破れ落選する。

そして2回目がホリエモンこと堀江貴文さんの立候補である。彼自身も、起業を促進させる政策や、雇用を守る政策、はたまた働かなくても暮らせる制度(ベーシックインカム)まで実行しようとしていた。しかし、彼自身の過激な発言などからくるイメージや、国民のリテラシーの低さから、見事に落選してしまう。

起業家であれば、起業するうえでの法律の弊害や仕組みの弊害なども分かっているので、それらを改善することができる。また経済が動く瞬間をしっかりと捉えて理解しているので、それらの仕組みを変えることができるのである。ビジネスと政治はとても似ていて、結局、どういう仕組みがより良いのかを考えるプロセスなのだ。そんな彼らが政治家になれば日本がまた経済的に豊かになり、国民が過ごしやすい仕組みを作ってくれることは間違いないと言えます。

ではなぜ、この記事を書いたのかと言うと家入一真さんも落選する予感がしたからである。2ちゃんねるでの反応を見てみてもイメージが良くない印象を受ける。しかしその多くが「乞食だから」「クズだから」「売名」「ホリエモン絡みだから」といった的外れの意見か感情論ばかりでした。

家入さんがどのような政策をしようとしているのかは定かではないですが、本当にここで落選してしまって良いのでしょうか。感情で左右して日本が良くなるチャンスを逃して良いのでしょうか。正直言って政治の知識がない国民たちの多数決で決めてしまっていることにも疑問を感じます。少しでも日本を変えたければ家入一真さんに投票するべきだと僕は思います。

最後にひと言
【マーガレット・サッチャー元英国首相の言葉】 
金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになるわけではない

家入一真「他人を変えるより、自分を変えよう」

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