2014年1月23日木曜日

本当に達成してしまう人は"根拠のある”自信を持っている

茂木健一郎さん 連続ツイート第763回「根拠のない自信を持て。それを裏付ける努力をせよ。」を読んで違和感を覚えた。

「自信には根拠などなくていい」というのはその通りだと思います。

しかし、本当にすごいことを達成している人というのは”根拠のある”自信を持っている人が多いような気もします。例えば、堀江貴文さん。「人間にできないことなんて何もない。」という名言を残しているが、彼は徹底的な合理主義者だと思います。つまり、できないことはできないとわかっていて、彼がやっていることは、本当にできると思うことをやっているだけなのです。

宇宙開発だってそうだ。なんらかの計算やなんらかの方法があって、数学的にまたは論理的に”できる”という結論に至ったから彼は実行しているのです。根拠なくやってるのではなく、”根拠あり”でやっています。

同じく宇宙開発をやっているイーロン・マスクもそうだ「どうしてそのような革新ができるのですか?」という問いに対し

物理学です。原理と推論。つまり物事を本質的な心理まで煮詰め、そこから推論するということです。アナロジーで推論するというのではなく。我々は生きていく上でアナロジーによる推論をしています。これは本質的には人のしていることを真似て少しだけ変えるということです。 
それは必要なことです。しかし何か新しいことをしようという時は物理学のアプローチを使う必要があります。 物理というのは量子力学のような直感に反する新しいものを見つける方法なんです。だからそのようにするのが重要だと思っています。
要するに彼は、原理・原則・心理・真実を視ているだけなのです。

何もないのに「根拠のない自身を持て」なんて難しいことではないだろうか。むしろ何もないからこそ、「根拠のない恐怖を取り去る」べきではないだろうか。イーロンマスクの言葉に次のような名言があります。

根拠のない恐怖は無視すべきです。しかし、その恐怖が合理的であり、冷静に考えて失敗する可能性が高い場合でも、それが挑戦に値することであれば、その恐怖をやり過ごして前に進むべきです。たとえ失敗したとしても、挑戦する価値はあります。

”根拠の無い”自信も世界に革命を起こしてきたことは事実だが、根拠の無い自信より真実を見ている”根拠のある”自信の方がやる気やモチベーションなどの面も含め、本当の力が発揮されるのではないしょうか。

ホリエモン(堀江貴文)とイーロンマスクの共通点

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