元”ひきこもり”が、IT社長へとなっていく家入一真さんのサクセスストーリーを描いた一冊。本人の言葉から赤裸々に語られます。
彼の略歴はこうです。
貧乏な家庭に生まれる
↓
中学・高校でひきこもり
↓
もちろん高校は中退
↓
プログラミングにハマる
↓
デザインにハマる
↓
新聞配達のバイトをしながら、美大を目指すも二浪する
↓
父親が交通事故で大怪我
↓
借金が発覚
↓
自己破産
↓
ネットで出会った女子高生と結婚、妊娠
↓
起業
といった具合です。
彼自身が、小説好きなこともあり、その描写は繊細に描かれています。時に涙を流しそうになりました。そして、この本が伝えたいことはただ1つ。
「逃げることは、悪いことじゃない」
彼自身がひきこもり、現実から逃げてきました。しかし”そんな彼でも社長になれた”のです。
年間3万人が自殺するこの国で、「辛ければ逃げてもいい」「逃げてもいいから死なないで」「未来に希望はある」。この本を読んで、そんな文化が皆さんに知ってもらえたらなと、心から思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿