2014年1月2日木曜日

小室哲哉が語る21世紀のスピード感

【小室哲哉さんの言葉】 
「21世紀型」とは、あらかじめ決められたとおりに実行するのではなく、いかにリアルタイムで変化できるかではないだろうか。そのスピード感を感じられるか、否かだ。台本をなぞるよりフリートークが好まれるのも、そのひとつの現象だ。さらに世界の果ての出来事も、瞬時に世界中が共有できる、インターネットのスピード感だ。時代も世界も、刻々と変わる中、コンサートだけがあらかじめ決められた演奏や構成をなぞっていても、オーディエンスのみなさんに楽しんでもらえるはずがない。
それも現在はまだ、15秒や30秒のCMを長いと感じないスピード感で、僕らは生活をしている。しかし、地デジが当たり前になり、ワン・クリックで欲しい情報にアクセスできる生活に慣れてしまったとき、15秒ですら耐えられない長さに感じてしまうようになるだろう。そのときの30秒の体感時間は、80年台の3分に匹敵するかもしれないと僕は予想している。 
ほんの10年前のインターネットでは、ブラウザにホームページが表示されるまで、かなりの秒数を要し、僕らはそれを待つことができたのに。


音楽のダウンロード配信が当たり前となったのも、携帯電話のLTE回線が普及したのも、Google が掲げる 10 の事実の3つ目遅いより速いほうがいい。」というものがあることにも納得がいきますね。



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