ホリエモンが日本中に蔓延するお金に対する間違った知識について、正しい知識を広めたいという想いが凄く紳士に伝わってくる著書。凄く丁寧に書かれています。
日本人はお金を稼ぐのも使うのも苦手
日本の義務教育ってお金の勉強しないですよね。これはメンタリティに原因があって、「お金を稼ぐのは悪」といった風潮があるからなんです。それに、社会に出たことがなく、教師として公務員ばかりをやってきた人に、社会に出られる人材を育てるのは不可能なんですよね。なんとかしてほしいですね。”貯金は美徳”も情報操作
実は”貯金は美徳”といった風潮も政府の策略なんです。郵便貯金が普及したのは、戦費を調達するためだったんですね。だから今でも”貯金は美徳”といった風潮が残り続けています。
マイホームは買うな
家を買うと、よほどのお金持ちでない限り、そこから引っ越すことはできなくなります。さらに、最近は災害が目立ちます。地震・積雪・洪水・津波・原発。いつマイホームの該当する地域が住めなくなるかわかりません。
その点賃貸であれば、安心です。狭い、自由に改築できないなどのデメリットを除けば、いつでも好きなところへ引っ越せますし、万が一リストラに合っても、家賃の安い家に引っ越すことができます。
マイホームを買うと毎月10万円前後を40年間前後払い続けなければなりません。不景気の時代にこれはリスクでしかありません。
まとめ
こうやって見てみると僕達の周りにはお金で動いているものばかりなわけです。食べ物などの買い物から、郵貯、銀行、賃貸、ギャンブル、企業、株。お金に振り回されると人生が振り回されます。そこで、本書はお金の本質をとらえた上で、身の回りのお金の正しい使い方稼ぎ方に対する姿勢が書かれています。お金を使う国民全員が必読の一冊ですね。
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