2014年1月11日土曜日

人材マネジメントができない人は上司にするな

【堀江貴文さんの言葉】 
社員数100人規模になると、とたんにうまく回らなくなってきたのである。つまり、あれほど優秀だと思っていたマネージャーが、だんだん役不足になってきたのだ。 
それはつまり、こういうことだった。そのマネージャーはプレイングマネージャーとしては、とても優秀だった。自らがトップセースルマンとして営業部隊を率い、営業活動の先頭に立ってバリバリと仕事をしてくれた。彼が取ってきた仕事の量はすごかった。 
でも自分自身がセールスマンとして優秀すぎる人間は、部下の人心掌握術に長けていないことが多い。優秀な野球選手が必ずしも名監督にはなれないのと同じことである。

成績が良いことと、マネジメントができるのとは全くの別の能力ですよね。日本のほとんどの会社では成績の良い人が偉くなっていく傾向にあります。しかし、それでは部下の能力が最大限発揮されません。「人に物を言うまえに結果を出せ」というのも一理ありますが、会社が組織として動く上で一番大事なのは、役割分担と人材の最適化です。

つまり、マネジメントが得意な人が、成績の良い人を管理することが最強というポジションが最強でWin-Winなわけです。


さらに続けて堀江さんはこう語っています。
わが社では、執行役員と取締役を明確に分けている。執行役員には経験や実力に優れている人物を配置し、取締役には参謀的な人間を入れている。しかも取締役は経験でなく、ビジネスセンスや発想が重視されるポジションだから年齢もできれば若い人がいい。
簡単に言うと、会社の方向性のセンスがある人は取締役。そしてそれを上手に実行できる人が執行役員という風に役割分担しているわけです。

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