2014年1月20日月曜日

【ダニエル・ピンク】ハイ・コンセプト【書評・レビュー】


アメリカの作家ダニエル・ピンク氏が書いた著書を大前研一氏が日本語に翻訳した著書。

本著によると、これからは「コンセプトの時代」が来るようです。


18世紀は「農業の時代」農民が、自分たちの食料を自分たちで栽培していました。

19世紀は「工業の時代」巨大工場や効率的な流れ作業方式により、経済は活況を呈しました。

20世紀は「情報の時代」大量生産は舞台の奥へと押しやられ、代わって、情報や知識が先進諸国の経済を推進するようになります。


そして21世紀が「コンセプトの時代」であす。豊かさ、アジア、オートメーションという3つの要因が浸透し衣食住が満たされてしまいました。そこで、中心となる人物が、クリエイターや他人と共感できる人となってきているわけです。そして彼らの特徴は「右脳主導思考」ということです。

本著は、「コンセプトの時代」とは何か?また、「コンセプトの時代」を築き上げる「右脳主導思考」とは一体どんなものなのか?そもそも右脳とはどんな働きをしているのか?さらに右脳を働かせるためにはどういったトレーニングが良いのかについて徹底的に研究しつくした1冊です。

時代に取り残されないためにサラリーマン必読の一冊です。
  1. 一生を安心して稼げる人材になるために避けるべき3つの仕事
  2. アメリカはカンニングOK!?子どもの未来を蝕む日本の義務教育
  3. 現代のビジネスで”コンセプト”が重視される理由
  4. ペーパーテストや面接で人の能力は計れない
  5. 「コンセプトの時代」に求められる「6つのセンス(感性)」とは?
  6. ゲームは頭に良い!?ゲームで得られる3つの能力
  7. 「宗教」と「科学」の目指すものは同じ!?「宗教」と「科学」の共通点とは?
  8. 宗教に入ってる人は寿命が長い!?思い込みがもたらす健康
  9. 何が人を幸福にするのか

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