【大前研一さんの言葉】
日本の場合、株の大半を持っているのは、銀行、生保、外人の機関投資家である。個人が占めるウエートは微々たるものだ。個人金融資金に占める株の割合は5%に過ぎないのである。だから、平均株価が3万5000円から8000円台になっても、首吊り自殺をした人もいなければ、証券会社に怒鳴りこんでピストルを乱射した人もいない。株が下がっても、個人には何の影響もない。国民は誰も困っていないのだ。TVの『ワールドビジネスサテライト』や日本経済新聞の情報を真に受けているから株が下がったらこの世の終わりのように思ってしまうのである。銀行は潰れても誰も困らない
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