【大前研一さんの言葉】
問題解決法によって正しい答えにたどり着くためには、まず「何が問題なのか?」ということがわかっていなければならない。それがわかってしまえば、答えの半分はわかったも同然であり、わかっていなければ、正しい答えは永久に出てこない。
つまり、問題解決法の第一歩は問題を定義することなのである。しかし日本の学校では、まず問題を定義する、ということを教えない。先生が問題を出してしまうからである。だが、日本の社会人に学校で習ったことのうち、世の中に出てから何を使ったか質問してみればいい。「対数を使っか?」「ピタゴラスの定理を使ったか?」と。おそらく90%以上の人は、加減乗除の計算以外は1度も使ったことがないはずだ。
これに対して学校の先生は、多くの知識を蓄え、難しい問題を解いて頭の訓練をしておけば、何か問題が起きた時に役に立つのだ、と反論する。
しかし、私に言わせれば「何か問題が起きた時に役に立つよう頭の訓練をしておく」ことが教育の目的なら、従来の知識詰め込み教育は全部やめて、問題解決法だけを教えたほうがよほどマシである。
問題解決法はテーマを選ばない。個人の問題、対人関係、企業の問題、地方の問題、国の問題、国際関係など、すべてのテーマに通用する。
素敵すぎて全部引用しちゃいました。すいません。
問題解決者になるための3つの原則
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